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病気の子供に必要な治療を。。。管理者 04/12/20
病気の子供に必要な治療を医師が提案しても、親が拒んで受けさせない「治療拒否」を経験した小児系の病院が、昨年1年間だけで18%に上ることが19日、厚生労働省研究班の調査で分かった。完治が見込めず「育てる自信がない」など、子供や家族の将来を悲観したものが最多。拒否後に死亡した子供の割合は、医師がもともと救命困難と予測したケースの約2・8倍に達していた。


親の承諾なしに病院が治療に踏み切るのは困難とされ、国内の小児医療現場の深刻な実態が浮かんだ。米国では医師の申し立てで治療の是非を裁判所が審理し、治療命令を出すなどの仕組みがあり、日本でも子供の「治療を受ける権利」を守る早期の対応を迫られそうだ。


調査は2月3月、小児科(新生児科を含む)がある全国の566病院を対象に実施、328病院が回答した。


(共同通信)12月20日10時10分
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