生まれてすぐ母親が抱っこしその後も母子同室で育てられた新生児には
病院菌から体を防御する(善玉)細菌群が早く定着する事が「九州医大病院
周産母子センター」の研究で分かりました。
1.出生後30分以内に母子との裸。
退院まで母子同室。
2.直後の授乳不可能。
集中治療室で育った子。
1.2.共に喉の菌を検査しました。
1.の児・・・緑連菌という善玉が5日目に全員に定着しました。
2.の児・・・定着までに35日かかり7割の児に定着するの
2ヶ月必要でした。
緑連菌は院内感染が問題の(MRSA)の定着を抑制するといわれています。
授乳時の皮膚接触や同室育児の触れ合いの際、母から新生児に善玉菌が
移ったと考えられます。
出産直後の母子接触の重要性を裏づけました。
※母の愛情に勝るものは何にもないのです。無償の愛!
分娩室での「すりこみ」を大切にしましょう。
医療法人 三友会 若宮病院ニュース わかみや3月号
(ナースの1分間スピーチより) 2005年3月4日 PM:1時50分 管理者 |